隣のあなた。
「終わったら連絡して」
『うん、お仕事頑張ってね』
私は敦司さんと別れた。
愛美さんはずっと
「まさか敦司さんだったとは……」
『イヤイヤ。私も驚きですから』
その日はこの話で持ちきりだった。
「お疲れ様」
私達がいるカウンターに…徹さんがきた
私達は会釈だけした
「ははっ、随分嫌われちゃったな…」
「今日から広報に就く三崎さん」
「何年か前までいたから…水島さんは知らないか……」
徹さんは私に話しかけてきた