隣のあなた。


「終わったら連絡して」


『うん、お仕事頑張ってね』


私は敦司さんと別れた。



愛美さんはずっと

「まさか敦司さんだったとは……」


『イヤイヤ。私も驚きですから』


その日はこの話で持ちきりだった。



「お疲れ様」

私達がいるカウンターに…徹さんがきた


私達は会釈だけした


「ははっ、随分嫌われちゃったな…」
「今日から広報に就く三崎さん」
「何年か前までいたから…水島さんは知らないか……」


徹さんは私に話しかけてきた
< 131 / 285 >

この作品をシェア

pagetop