隣のあなた。

『もう、嫌なんです。コソコソ会うのも』


「だから、もう少し待ってって言ったよね?待つって言ったよね?」


『…もう待てないし…それに……徹さんの事、好きじゃないから』


私は徹さんが好きだと勘違いしていたんだと思う。
優しくて、頼りになる…私に愛してると言ってくれたから。


『さようなら…冴島さん』


私は部屋を後にした。



フロアマネージャー
冴島徹……私の相手。
彼氏ではない。
だって、徹さんには
奥さんがいて、子供もいる。

世間でいう不倫。
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