隣のあなた。


ベットに優しく降ろされるかと思えば
ぽんっと落とされた


びっくりして大きな声を出してしまった
自分が恥ずかしい……


敦司さんは笑いながらベットに上がってくる


「ごめん、ごめん。驚いた顔も可愛い」


私の上にいる敦司さん……
濡れた髪が色気を誘う


「今日は歯止めきかないから…」


そう言って私にキスをする
初めて私は敦司さんに抱かれた

優しくて……甘くて
くすぐったく思える


「紗織……愛してる」



『私も愛して…る』
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