隣のあなた。


「紗織……元気にしてた?入院したって聞いたけど、どこか悪いの?」


冴島さんの声はとても優しかった


『お話したいことがあります……』


「うん、いいよ、どこ行けば紗織に会える?」


『冴島さんのお休みの日に……』


「俺の休み?明後日は休みだよ」


『では、明後日……お時間は……』


私は時間と場所を伝え電話を切った。



電話を切ると
敦司さんは私を抱きしめてくれた


「頑張った……えらい」


そう言って背中をさすってくれた
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