隣のあなた。
『……今宮さんが来られるまで、親戚がいることすら、知りませんでした。なので、これからも私には身内はいません。すみませんが、サインを……』
私は早くサインして帰りたかった。
「そんなの、俺らには関係ないことだ」
「お前は相続して、その金を俺らに渡せばいい話だ」
『相続をするつもりはありません』
「なら、不倫してること……会社にバラすよ?それでもいいの?」
『もう、過去のことですから』
「そう思ってるのはお前だけだろ?男の方は未練タラタラみたいだな」