隣のあなた。

「会長はいくつかマンションを所有してますが、ここは紗織様にと購入されたものです、ここからなら何かと便利だし物騒ではありませんから…」


『私にですか?』


「本来であれば…あの時にマンションんお渡ししたかったのですが、会長が時期ではないと判断されまして……なので、あの時は保険金として、援助させていただきました」


あの保険金……
やっぱり……あのお金は
保険金じゃなかったんだ。


お爺様が
助けてくれたのね……
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