隣のあなた。

職場では一切話しかけてこない
偶然会っても
上司と部下だ。


「水島さん、お疲れ様」


『お疲れ様です』


これでいい……。
このまま、私の事を忘れてくれたら。


私はそんな事を考えながら
更衣室へ入ろうとした時

腕を引っ張られ
更衣室の隣の備品室に連れ込まれた


ドンっ。



『さ……さえじまさん…』


「やっと紗織に会えた……」


そう言って私の髪の毛を触る
少し怖い笑顔……
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