隣のあなた。
「あれ?言ってなかったっけ?私、元ヤンなのよ。たまに出ちゃうの」
そんな愛美さんが可愛らしく見えた
「んで。次の話は?遺産相続?」
私は遺産相続の話をした
愛美さんに話した事でスッキリしていた。
「マンションかぁ……まぁいいんじゃない?おじいさんのご好意に甘えたら」
「それより、厄介ね……冴島さん」
『まだマンションも知られていないので……仕事を辞めたら、二度と会わないと思うので……考えてみようかと』
少しだけ考えていた事だった。
徹さんと別れたら、今の仕事を続けられる訳がないだろうと……