隣のあなた。


「ダメよ、紗織。そんなの紗織が困るだけでしょ?それに、紗織が全て悪いみたいで、冴島は何事もなく働くなんて……」


『……けど、不倫したのは本当ですし、彼は上の方だから……』


「辞めるのは最終手段にしましょう、それよりマンションはバレないようにしたいわね……マンションまで来られたら、おしまいよ……」


『そうですよね……あ、けどコンシェルジュがいるので、まだ安心です』


「えっ……どんなマンションに住んでるのよ」

愛美さんは驚いていた。
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