隣のあなた。


「そうなんた、どんな人?」


徹さんの目線は私に向けられていた


「優しい人よね?笑った顔が紗織は好きみたいです」


『愛美さん、私そんなこと言ってない』

私が慌てていうけど
愛美さんは話を続けてしまう


「そのうち一緒に暮らしちゃったりして」


『愛美さん、もうこの話は終わりです!冴島さん、さっきから電話なってますよ』


徹さんは苦笑いしながら
電話を出て去っていった。
< 70 / 285 >

この作品をシェア

pagetop