隣のあなた。
「……けど……俺、戻るわ」
「そうした方が……紗織を守れるから」
私は敦司さんの言葉が全くわからずにいた
「明日…親父の所へいく。紗織も一緒に連れて行くから」
『えっ?な、なんで?』
「ん?連れて行かなきゃ話がまとまらないからに決まってるでしょ?」
敦司さんの言ってることは
さっぱり理解できない。
「明日備えて、少し寝よっか」
「大丈夫…俺がずっとそばにいるから」
私は敦司さんの腕の中で眠りについた。