君の隣
残された時間




小倉城を落としたあたりから、谷の体調は、どんどん悪くなっていった。




高杉「ゲホッ。ゲホッ。ゲホッ。ゴブッ。」



床に伏せ、咳と一緒に、血を吐いた。




なつ「谷っ!大丈夫!?」



高杉「はぁ・・・。はぁ・・・。」




なつ「口をゆすいで。」




高杉「あぁ・・・。」




谷は、戦線離脱を余儀なくされ、白石邸に戻っていた。




そんな中でも、勝利の知らせが届くと、谷は、嬉しそうにしているものの、やはり少し寂しそうだ。



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