竜王華伝 (完)
俺は、走り出す。

階段をこれ以上はないぐらいにダッシュした。

俺以外の時が止まっているように感じた。

いつもなら、早く行けるのに…

今日は、遅く感じた。

『……ごめん。』

ごめんじゃねーんだよっ!!!

なにを、するんだよーばかっ、!!!

そして、美森はー…。
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