恋する淑女は、会議室で夢を見る
 
・・・



『…青木さんの そうですか
青木真優さん…
 本日はありがとうございます』

そう言った彼女の瞳が 怪しくキラリと光ったような気がして
真優は一瞬ゾッとしたが、
ここはとりあえずお祝いの席である。


―― 気のせい気のせい

フルフルと左右に首を振り
案内されるまま席について、席次表を広げてみた。

えっ!

  …うっ

恐る恐る 席次表にあわせてキョロキョロと見まわすと


いた いた いた いたーーー



会場の中央、

友人席と思われる円卓にいるのは
桐谷遥人。



そして

えええ???

桐谷遥人の1つ空いて隣の席に… 氷室仁。


氷室先輩???

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