俺の彼女の電波ちゃん。
女の子に手を振って見送ると、郷愛がニヤニヤしながら言った。


「いやぁ幼女はたまらんですなぁ。」


「お前おっさんだったら捕まるぞ。」


「タカハーシも可愛いと思ったでしょ?」


「タカハーシってネーミングの雑さが腹立たしい。
子供はいいよなぁ。お前みたいな邪気がなくて。」


「なぬ!無邪気の化身、郷愛ちゃんを捕まえておいてそんなことをおっしゃるのか!」


「無邪気というかねぇ……」


「純真ないちごパンツ見たでしょ?」


「もう少し年相応のモノを履きなさい。」


「ちぇーつれないなぁ。」


「まぁ、俺は変なお前が好きだからロリコンではない。」


「じゃあ似非ロリが好きな合法ロリコンですな!」


「もっと響きが悪くなったぞ……」




俺達はいつもどおり、変な言い合いをしながら家路についたのだった。



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