笑顔の行方~バスケットが繋いだ恋~
片桐梢ちゃん。
もちろん覚えている。
私が、バスケットを始めるきっかけを作ってくれた人だ。
そして、小学校4年生になる時に転校してしまった私の友達。
…忘れるはずがない。
「えっ…?梢ちゃん?
もちろん覚えているよ。すごく久しぶりだから、びっくりしちゃった…」
「…そっか。
私は昨日、稜くんと話している陽泉ちゃんを見てすぐに分かったんだけどな。
一応、ネームプレートも確認したけど…」
「……本当にごめん」
「ううん、いいよ。謝らないで」
「……………」
「…それより陽泉ちゃん、ずっとバスケを続けているんだね」
「えっ…?あぁ、まぁ。
弟が中学でやっている関係で、 外部コーチを頼まれて…。
梢ちゃんも、バスケをやっているの?」
「私は兄が富士中の監督をしているの。その兄の下で、稜くんは外部コーチをしてくれて。
そういえば…、稜くんと陽泉ちゃんって、どういう関係なの?」
「えっ…?佐々木くんとの関係?
今は佐々木くんは辞めたけど、同じ会社に勤めてて…同期だったの」
「そう…。
本当にそれだけ?」
話しながら、梢ちゃんの口調がキツクなっていくのに気づいていた。
だけど、その理由までは分からない。
だから私は、どう対応していいか分からない。
そんな私に、梢ちゃんは驚きの言葉を投げる。
もちろん覚えている。
私が、バスケットを始めるきっかけを作ってくれた人だ。
そして、小学校4年生になる時に転校してしまった私の友達。
…忘れるはずがない。
「えっ…?梢ちゃん?
もちろん覚えているよ。すごく久しぶりだから、びっくりしちゃった…」
「…そっか。
私は昨日、稜くんと話している陽泉ちゃんを見てすぐに分かったんだけどな。
一応、ネームプレートも確認したけど…」
「……本当にごめん」
「ううん、いいよ。謝らないで」
「……………」
「…それより陽泉ちゃん、ずっとバスケを続けているんだね」
「えっ…?あぁ、まぁ。
弟が中学でやっている関係で、 外部コーチを頼まれて…。
梢ちゃんも、バスケをやっているの?」
「私は兄が富士中の監督をしているの。その兄の下で、稜くんは外部コーチをしてくれて。
そういえば…、稜くんと陽泉ちゃんって、どういう関係なの?」
「えっ…?佐々木くんとの関係?
今は佐々木くんは辞めたけど、同じ会社に勤めてて…同期だったの」
「そう…。
本当にそれだけ?」
話しながら、梢ちゃんの口調がキツクなっていくのに気づいていた。
だけど、その理由までは分からない。
だから私は、どう対応していいか分からない。
そんな私に、梢ちゃんは驚きの言葉を投げる。