ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL

 そして夜は更けて行き、翌日の朝。

 自宅の玄関の扉を開けると、黒色のトレーナーにジーパン姿の雨瀬先輩が立っていた。

「うさ葉、おはよう」

「おっ、おはようございますっ」


 ああ、今日も先輩、かっこいいなぁ……。


「行こうか」

「はいっ」

 私は雨瀬先輩と一緒に高校に向かう。


 今日はぽかぽかの天気だなぁ。

 先輩と一緒なだけで、すごく心強いよ。


「黒うさぎからSINE《サイン》、もしくは電話かかってきた?」

「今日はまだ……」

「そっか」

< 104 / 700 >

この作品をシェア

pagetop