ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL
「出来たよ」
「ありがとうございます!!」
えへへっ。
嬉しいなぁ。
雨瀬先輩が真面目な顔をする。
「……うさ葉」
「はいっ」
「今日さ、大学で必須科目の合唱の練習があってね、その練習が長引きそうなんだ。だから、悪いんだけど、迎えに行けない。ごめんな」
「そう……ですか……」
私はしゅんとする。
「昨日の事もあるし、うさ葉を一人で帰らせるのは心配だから、今から電話で鹿野に頼もうと思うんだけど、いいかな?」
え、鹿野君に……?
2年の時にボディーガードしてもらったし、また、鹿野君借りたら柚葉ちゃん怒るんじゃ……。