ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL
「あっ、ありがとうございますっ。開けても……いいですか?」
「いいよ」
私は箱を開ける。
わぁっ!!
可愛いうさぎとリボンをモチーフにした白い本革ベルトの腕時計(全体の色はホワイト)が入っていた。
うさぎのアナログ時計だ……かわいい……。
「うさ葉のことだから、いつも、携帯やスマホの時計見てるだろう? だから、たまにはアナログで見て」
「ありがとうございますっ!!」
「つけてあげようか?」
「お、お願いしますっ!!」
私は左手を出す。
雨瀬先輩は時計を箱から取り出し、時計をつける。
ドキドキ。
ドキドキ。