ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL
それから時間が過ぎ、昼休みになると、絵美ちゃんは教室から出て行く。
結局、みっちゃんとも絵美ちゃんとも仲直り出来てない私……。
何やってるんだろう……。
でも、絵美ちゃんには、朝、自分の気持ち伝えられただけマシだよね……。
だけど、まだ、みっちゃんには、なにも伝えられてない。
仲直りは出来ないかもしれないけど、今度こそ、みっちゃんに自分の気持ちだけでも、ちゃんと伝えなきゃ。
私はガタッと椅子から立ち上がり、教室を出る。
「野山」
教室から出てきた犬垣君が話しかけてきた。
「犬垣君?」
「花村のところ、行くの?」
「う、うん」
「じゃあ、俺も行く」
私達は学食に向かって歩きだす。