ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL

 私はふと、窓の外を見る。

 すると、何かが犬垣君を狙って飛んでくるのが見えた。

「犬垣君、危ないっ!」

 私はとっさに犬垣君を庇う。

 ぱりりりりん!!!!

 廊下の窓硝子が割れ、

 ――――バコッ!!

 私の背中に何かが激突した。

 私はその場にしゃがみ込む。

 犬垣君もしゃがみ込んだ。

「大丈夫か!?」

「う、うん……。い、犬垣君は?」

「俺はなんとも……」

「そっか。良かっ……」

 ズキィッ! と背中に痛みが走る。

「ツッ……」

「野山!?」
< 240 / 700 >

この作品をシェア

pagetop