ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL
「ん?」
「バイクの人は……」
「隣の診察室で診察と検査受けてるわ」
「そうですか」
私達は診察室の前のソファーに座ってじっと待つ。
「シ~ン!」
身長156センチくらいでショートボブの細くて可愛らしい女性が駆けてきた。
「母さん」
え、こ、この人が犬垣君のお母さん……!?
か、かわいいっ……。
「警察から連絡もらって慌ててきたわ! バイクの運転手に向かって携帯投げたんだってね! 全く、何してるの!」
「ごめん」
「それより、気分悪そうだけど、大丈夫?」
「うん」
犬垣君とお母さんが話していると、強面な警官がスタスタと歩いてきた。