ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL

「ふぅ……」

 途中で雨瀬先輩と別れ、お母さんと家に着いた私は、自分の部屋で息を吐き、水色のブレザーを脱いでいた。


 警察署からけっこう歩いて疲れたな……。

 今日は早く寝よう……。


 ピンポン♪

 私のスマホから音が鳴り、体がびくつく。

 私はブレザーのポケットからスマホを取り出して、メッセージをタップし、SINE《サイン》のトーク画面を開く。


 4/24(金)

 黒うさぎ

『ヨク生キ延ビラレタネ。』

 19:20


 よく生き延びられたねって……。


 私はドクドクと胸をざわつかせながら返信する。
< 266 / 700 >

この作品をシェア

pagetop