ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL
黒うさぎからすぐに既読はついた。
でも、何分待ってもトークは返ってこない。
いつもならすぐ返ってくるのに……。
どうして……。
どうして、何も返してこないの……?
返してこないのは、当たってるから?
もしそうなら、瀬名君の身に何かあったのかもしれない!!
行かなきゃ!!
私はバッ!と椅子から立ち上がる。
「野山?」
不審に思ったのか、隣の席の犬垣君が声をかけてきた。
「行ってくるね!!」
私は犬垣君にそう言い、走って教室から出て行く。
瀬名君、待ってて!!
今、助けに行くから!!