ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL

 雨瀬先輩が犬垣君と一緒に部屋の中に入ると、それに続いて私達も入る。

 ぱたんっ………とみっちゃんは部屋の扉を閉めた。

 雨瀬先輩は犬垣君をベットに寝かせる。

 その様子を雨瀬先輩の後ろから見ていると、みっちゃんが雨瀬先輩の隣に座った。

「ちょっとごめん」

 雨瀬先輩は犬垣君の右腕を持ち上げ、Tシャツの袖をめくる。

「――――――!」

 私達3人は驚く。

 犬垣君の右腕にはシップが貼ってあり、所々が鬱血していた。

「鬱血してるの右腕だけ………じゃないよな?」

 雨瀬先輩は真剣な表情で尋ねる。

「………」

 犬垣君は何も答えない。

「答えろよ」

「………全身やられた」

 私は口を両手で押さえる。


 全身って………。

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