ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL
「……もう無理なのかな」
私の両目から大粒の涙が零れ落ちていく。
「みっちゃんやりすなちゃんとはもう……仲直り出来ないのかな……。ピリオド打つしかないのかな……」
「うさ葉はピリオド打ちたいのか?」
私は首を横に振る。
「だったら」
「でも、だめなの……。みっちゃん達はもうそんなこと望んでないっ……」
「時にはピリオド打って前に進まなきゃいけないこともあるよ。でも、俺はまだピリオド打たなくていいと思う」
雨瀬先輩は真剣な表情で言う。
「でも……」
「花村も勢いで言っちゃったんだと思うし大丈夫だよ」
「先輩っ……」
私は、がばっ!と雨瀬先輩に抱きつく。
雨瀬先輩はよしよしと頭を撫でてくれた。
そして翌日。犬垣君は2日連続でお休みだった。
みっちゃんとりすなちゃんのところには結局行くことが出来なかった。