ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL

 わわわっ!

 先輩の膝に私の頭がっ!!

 ドキドキで、おかしくなりそうっ!!


 雨瀬先輩は、生まれたての子うさぎを撫でるかのように、桃色の可愛らしいリボンで結んだツーサイドアップの黒髪をふわふわと優しく撫でる。


 はわわっ!

 き、気持ちいいっ……。


「……それで、何があったんだ?」

「………………さっき、SINE《サイン》に黒うさぎっていう知らない人からメッセージが送られてきて」

「うん」

 愛おしい目で雨瀬先輩は私を撫で続ける。

 私の両目に薄らと涙が浮かぶ。

「私のこと見てるって…………愛してるって…………」

「…………SINE《サイン》見せてくれる?」
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