ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL
みっちゃんは、にっこりと笑う。
「犬垣、楽しそうだね」
「こ、これは違……」
「何が違うの!? ほんと、信じらんないっ!!」
みっちゃんは声を荒げて叫ぶ。
「美鳥ちゃん」
りすなちゃんが声をかける。
「こんな人達ほっといて行こう?」
「……うん、りすな行こう」
曇り空の中、みっちゃんは私達に背を向けて、りすなちゃんと歩き出す。
私の両目に、じわっと涙が浮かび上がる。
みっちゃん、りすなちゃん……。
「あはっ……あはははははっ!」
校舎の玄関の前にいる瀬名君が突然、狂ったように笑う。
せっ瀬名君!?