ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL
みっちゃんとりすなちゃんは立ち止まって振り返る。
「黒うさぎに惑わされて、本当滑稽だね! オレら何も悪くないのに、いい加減見てて気分悪いよ! 来年卒業するのにこんな関係のまま終わらせて後悔するつもり!? もう、過去の過ちを繰り返すのはやめにして、そろそろ、本音でぶつかれよ!!」
瀬名君…………。
瀬名君の言葉に胸がきゅっと締め付けられる。
瀬名君の言う通りだ……。
きっと……、このままじゃ絶対後悔する。
みっちゃんは私と仲直りする気ないって言った。
だけど……、それでも私は……みっちゃんとも、りすなちゃんとも仲直りしたい。
大切な友達だから……。
諦めたくないよ……――――。
私は、ダッ、とみっちゃん達に駆け寄っていく。
「みっちゃん、りすなちゃん、あのっ」
「瀬名がなんて言おうと、私達は仲直りする気なんてないからっ!」
みっちゃんはそう言うと、校門に向かってスタスタと歩きだす。