ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL
みっちゃんは手で涙を拭う。
「……そうだっ! せっかくだし、今から一緒に駅まで行かない? 駅の中においしいクレープ屋さんがあるみたいで行きたいなってずっと思ってたの」
「え……、みっちゃん一緒に行っても……いいの……?」
みっちゃんは、にこやかに笑う。
「いいに決まってるでしょっ!!」
みっちゃん……。
私の胸がじーんと熱くなる。
「ありがとう。じゃあ、犬垣君、絵美ちゃん、一緒に……」
「わたしは嫌よ」
絵美ちゃんがきっぱりと言った。
えっ……。
私は固まる。
「なんで、こんな女とクレープ食べなきゃならないのよ」
「はああ!? それはこっちの台詞よ!!」
みっちゃんは、ガシッ! と犬垣君の右腕を掴む。