ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL

 私はぎゅっと右手を握り締める。


 い、言わなきゃっ……!


「先輩、あっあのっ」

「ん?」

 私はさっきあった出来事を雨瀬先輩に話す。

「それで、犬垣君は肩、大丈夫なのか?」

「はっはいっ。そ、それで、い、今からみんなでクレープ食べに行くことになって……」

 雨瀬先輩は、チラッとみっちゃん達を見る。

「仲直り出来たんだな」

 私がコクンッと頷くと、雨瀬先輩は頭に手をぽんっと乗せる。

「そうかそうか~、良かったな」

 雨瀬先輩は私の頭をふわふわと撫でながら、優しく笑う。

 私は泣きそうになる。


 せ、先輩っ…………。
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