ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL
「知りませんよ。そんなに気になるなら、グループに入ればいいじゃないですか!」
「……」
私は、もっともなことを言われ黙る。
た、確かにそうだけど……。
「まぁ、私が黒うさぎなら、野山先輩みたいな人、絶対入れないけど。もう、話しかけて来ないで下さい」
つむぎちゃんはそう言うと、顔を背けた。
つむぎちゃん……。
「ちょっと、くっつき過ぎ!」
みっちゃんの声が聞こえ、私は真ん中の1席ずつある通路側を見る。
絵美ちゃんが犬垣君にぴったりくっついていた。
「そう? 普通に立ってるだけなのにね、犬垣さん」
「……」
犬垣君は何も答えない。
犬垣君、大変そう……。