ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL
「うさ葉っ!」
「……」
「うさ葉ってばっ!」
放課後。1階の廊下を鞄を持って歩いている中、みっちゃんに話しかけられた。
私はみっちゃんとりすなちゃんと下駄箱に向かっている。
「あ、ごめんね。ボーッとしてた」
「もうっ」
「みっちゃん、なんだった?」
「今朝、進路希望の紙もらったでしょ? うさ葉って、雨瀬先輩の大学の近くの大学受けるんだったよね?」
「うん、K城大の文学部。将来は図書館司書になれたらいいなって思ってるんだっ!」
私はキラキラァ~と顔を輝かせながら言った。
「図書館司書かぁ」
みっちゃんは、にこっと笑う。
「いいじゃん。なれるといいね!!」
「うんっ」
私は微笑む。