ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL
そして、翌日の昼休み。
「ああ~、やっぱり、みんなで食べるっていいっすね~」
学食で鹿野君がほわわんとした口調で言った。
窓側の1番後ろのテーブル席に、私、みっちゃん、りすなちゃん、犬垣君、瀬名君、真壁君、鹿野君の順で座っていて、テーブルの上にはラーメンが7つ並んでおり、もくもくと湯気が出ている。
「鹿野、いきなりキモイ事言ってんじゃねぇよ」
「そう言うまっくん、めっちゃ嬉しそうな顔してるっすよ~」
「は、はぁ? そんな顔する訳ないだろーが! 適当なこと言ってんじゃねーよ!」
鹿野君と真壁君のやり取りを見て、私達は笑う。
「そう言えば、いっくん、今日は大丈夫なんすか? いつもえっちゃんと昼食べてるんすよね?」
鹿野君が犬垣君に尋ねる。
「佐熊は今日、友達と食べるらしい」
え、友達……?
「だから、大丈夫だ」
犬垣君の言葉を聞いた瀬名君は、真剣な表情を浮かべる。
瀬名君……?