ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL

「そうなんすか~」

 鹿野君がそう返すと、

「おかしくない?」

 みっちゃんがトゲトゲしい口調で言った。

「クレープ食べた次の日から昨日まで、『お昼は、今まで通り犬垣さんと2人で食べるから』とかなんとか言って、犬垣を無理やり占領しておきながら今日は友達と食べるってっ! 一体何考えてるんだろ、あの女はっ!」

「美鳥ちゃん、落ち着いてっ」

「りすなぁ~~~~」

 みっちゃんはりすなちゃんに抱きつく。

「よしよし」

 りすなちゃんはみっちゃんを抱きとめながらそう言うと、ラーメンを見つめる。

「……ラーメンと言えば、去年の10月の修学旅行思い出すね」

 りすなちゃんがほんわかな笑みを浮かべながら言うと、

「ああ、牛乳ラーメンか」

 真壁君が思い出したかのようにそう返した。


 牛乳ラーメン、班別行動の時、隣のクラスだったみっちゃんと犬垣君と一緒に羊さん見た後に食べたっけ……。
< 450 / 700 >

この作品をシェア

pagetop