ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL
「そういえば、うっちゃん」
私はラーメンを食べるのを止めて、鹿野君を見る。
「黒うさぎって誰か分かったの~?」
黒うさぎ、という言葉を聞いた瞬間、ビクンッと私の肩が跳ね上がる。
鹿野君以外全員が空気読めよ、と言う顔をする。
「ま、まだ……。でも……」
「でも?」
鹿野君が首を傾げる。
「昨日実は、友達と話してたら黒うさぎからトークが来て……、話してた内容全部聞かれてるみたいで……。も、もしかしたら……、近くにいるのかもしれない……」
「そっかぁ~。だとすると、校内にいる可能性もあるね~」
鹿野君がそう言うと、みっちゃんが動揺する。
私の心がざわめく。
校内って…………。
そ、そんな、やだっ……。
怖いっ…………。