ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL
「わ、分かりましたっ……」
お互いテレビ電話に切り替える。
すると、私と雨瀬先輩の顔がスマホの画面に映った。
私は大きめのTシャツとショートパンツ姿で、雨瀬先輩は普段と変わらず、黒色のトレーナーにジーパンを着ている。
ドキドキドキドキドキ。
先輩、部屋のベットに座ってる……?
うう、か、かっこいい……。
でも、ますます緊張してきちゃったよ~~!!
『それで、何?』
「そのっ、く、黒うさぎのことで相談が……」
『黒うさぎ? また何かされたのか!?』
雨瀬先輩のトーンが上がる。
「い、いえ。じ、実は……」
私はみっちゃんに言われたことを話す。
『なるほどね。その笠原君っていうのが黒うさぎかもしれないってことか』
「は、はい。あと、笠原先輩と同じ苗字なのでもしかしたら笠原先輩と兄弟? かもしれないと思って……」
『今度会ったら聞いてみるよ』
「あ、ありがとうございます。あ、あとっ……」