ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL
「どうしてって、黒うさぎのメンバーの一人だからに決まってんじゃん。それに今日は、うさぎパークは、遊具の臨時メンテナンスで休業なのに男とデートなんてばっかじゃない。足元見てみなよ」
私は足元を見ると、
[本日、臨時休業 うさぎパーク]
と書かれた張り紙が落ちていた。
凛ちゃんはにっこり笑う。
凛ちゃんも、黒うさぎのメンバー!?
うさぎパークも休み!?
「じゃあ、犬垣君を前に襲ったのは……」
「うん、あたし達だよ」
サァッと私の顔が真っ青になる。
「うさ、覚えてる? 中2の時にあたしが言った言葉」
「……」
凛ちゃんは私の耳元に唇を近づける。
「死ね」
私の右肩から鞄がずり落ちた。
全身が震え上がり、冷や汗が噴き出る。
「こんな言葉で登校拒否になるなんて、本当にいじめがいがなかったなあ」
「……」
今にも吐きそうな状態になり俯いた私は、ガタガタと震えながらも右手で必死に口を押える。