ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL

 私は涙を右手で拭う。


 戦うんだ。

 私はもっと強くなるんだ!!


「やっと言い返してきたかと思えば、友達を傷つけるな? バカじゃないの!! 本当、イラつく!! もう死んでっ!!」

 凛ちゃんは男子からスマホを奪い取ると、私の首にスタンガンの部分を押し当てる。

 バチバチバチッ!

「――――……っ!!」

 私の体中に激痛が走り、前身の筋肉が硬直して自由が効かなくなり、前に倒れると、凛ちゃんが私の体を抱き抱える。

 私は放心状態のまま、足をガクガクと震わせる。

「あんた達、運ぶわよっ!」

 凛ちゃんがそう言ったのを聞くと、


 優人……君っ…………。


 抱かれた状態のまま、私は恐怖とショックで気を失った。
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