ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL

「オラオラオラアッ!」

 真壁君は片っ端から次々と殴り飛ばしていく。

「佐熊、バイク事故の時に見せた笑顔も嘘だったのか!?」

 凛ちゃんの仲間(男子)達を殴りながら、犬垣君は絵美ちゃんに尋ねる。

「そうよ! 好きだって言ったのも、ぜ~んぶ、嘘よ! 犬垣さんのことは利用してやっただけ! 振られて傷つけられた姉さんの分、わたしが復讐してやろうと思ったのよ!!」

 絵美ちゃんがそう言うと、りすなちゃんが絵美ちゃんを殴った。

「何するのよ!」

 絵美ちゃんがりすなちゃんを殴り返す。

「瀬名君の写メを広めたこと、許さないわっ!」

「本当、犬の歪んだ顔が見れて気持ち良かったな~」

 凛ちゃんがそう言うと、

「犬垣とうさ葉をいじめやがって! 思い知れ!!」

 みっちゃんは凛ちゃんを殴る。

「痛ってえんだよ! こんのブスがっ! うさが悪いんだ! 中学からずっと優人が好きだったのに! いじめて何が悪いんだよ!?」

 凛ちゃんはみっちゃんを殴り返す。

「キミが、偽うさぎか。たいしたことないね!」

 瀬名君は笠原君の拳を避けながら言う。

「今の僕にはたくさんの友達がいる……! 僕だって……、やる時はやるんだっ……!! 笠原先輩みたいになるんだああっ……!!」

 笠原君が殴ろうとすると、瀬名君は避け、殴り飛ばす。

「わあっ……!!」
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