ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL

「今までのこと全部、雨瀬先輩とのSINE《サイン》電話で聞かせてもらったよ、黒うさぎ」

 瀬名君はスマホを見せつけながら言う。

「スマ王、あなたが去年した事を元にしてやってみたけど、どうかな?
 あなたより、優れていたでしょう?」

 優人君がSINE《サイン》ソードを持ったまま尋ねる。

「このゲスが」

「ゲス? 僕のグループに無断で加入するあなたの方がよっぽどゲスだ」

 優人君は瀬名君に向かってそう言うと、雨瀬先輩を見る。

「僕達のSINE《サイン》ゲームを邪魔されてはたまらない!」

 優人君はそう言うと、SINE《サイン》ソードを上に上げる。

「SINE《サイン》は神!!」

「「SINE《サイン》は神!!」」

 196人の仲間達が優人君の後に続いて叫ぶ。

「SINE《サイン》を愛する者達よ、今すぐ、雨瀬柚人の仲間達を闇に葬れ!!」

「「おお~~!!」」

 196人の仲間達が同時に叫び声を上げ、6(ろく)うさぎを筆頭に一斉に瀬名君達に殴り掛かかっていく。

 私のウェディングドレスの上に乗っかっていた人達がいなくなった。


 みんなっ……!!
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