ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL

「やっと、着いたっ……」

 5分がたった頃、私は病院に着いた。


 家から病院まで約1時間かぁ……。

 けっこうかかったな……。


 扉から病院の玄関に入り、机に置いてあった消毒液を手にかけてこすり、扉の前に立つと、自動で扉が開き、中に入る。

 途中で何度か転びそうになりながらも小走りでエレベーターまで向かう。

 エレベーターの前に着くと、↑のボタンを押す。

 扉が開き、私はエレベーターに乗り込み、5階のボタンを押すと、扉が閉まり、ぐわっと上がっていく。


 この、ぐわぐわ感、少し気持ち悪い……。


 5階に着くと、扉が開いた。

 私はエレベーターから出て、走ってナースステーションの前を通り、雨瀬先輩の病室に向かう。

 雨瀬先輩の病室の前で、ハァハァッと息を切らしながらも、コンコンッとノックをする。


 あれ……?


 中から声が聞こえなかったので、扉を開けてみた。
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