ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL

 みっちゃん達を見て驚いていると、パタパタッと走ってくる音が聞こえた。

「どうしました!?」

 若い看護師はみっちゃん達に尋ねると、瀬名君の隣から病室の中を見る。

「こ、これはっ……」

 若い看護師の顔が青ざめていく。

 優人君はSINE《サイン》ソードを持ったまま振り返ると、キッ! とみっちゃん達や看護師を睨む。

「入ってきたら殺す」

「ちょっと、どうしたの?」

 走って来たベテランの看護師が、青ざめている若い看護師に尋ねる。

「そ、それがっ……」

 ベテランの看護師が病室を見ると、慌ててナースステーションの方へ駆けて行く。

「君達、どうして……」

 雨瀬先輩が尋ねる。

「佐熊から連絡もらって、花村と来た」

 犬垣君が雨瀬先輩の顔を見ながら言うと、その隣にいる瀬名君が口を開く。

「オレは、父さんから『面白いものが見える』と連絡をもらい病院に来たら、佐熊絵美とばったり会ってね。佐熊絵美と話した後、犬垣達と会って病室まで来たんだよ」

「なるほどね」

 雨瀬先輩が納得すると、ベテランの看護師が雨瀬先輩のお母さん、警備員2人、男性医師数名を連れて走って来た。

 その中に、何故か宇佐野先生もいた。


 え、宇佐野先生……!?
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