ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL
「殺されても構わないからさ、中に入れてくれない?」
瀬名君以外、全員が驚く。
「キミ、何を!!」
若い警備員が叫ぶ。
「せ、瀬名が入るなら、私も入る!」
「俺も」
みっちゃんと犬垣君が続けて言う。
「君達、何を言ってるんだ! そんなの認められる訳がないだろう!」
ベテランの警備員が怒鳴る。
「ははっ、スマ王、面白い事言うね! いいよ! 特別に3人だけ入れてあげるよ!」
優人君はそう言い終えると、キッ! と警備員を睨み付ける。
「そこの警備員、3人を病室に入れて扉を閉めろ!」
「わ、分かった」
ベテランの警備員は優人君に向けて言うと、瀬名君、犬垣君、みっちゃんを見る。
「君達、無理はするなよ」
瀬名君達はコクンッと頷く。
3人が病室の中に入ると、若い警備員が扉を閉めた。