ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL

 言わなきゃ……。

 優人君の為に……。

 自分の為に……。

 お互いが、前に進み、幸せになる為に……。


「私……優人君のこと……友達としか思えない……」

 私の全身が震える。

「だから……」

 私は優人君の目を見る。

「花嫁にはなれない……ごめんなさい……」

「うわあああああああっ……!!」

 優人君は俯き、泣き叫ぶ。

 そんな優人君を見て、抑えようもなく、あとからあとから涙が零れ落ちる。

「優人君っ……」

「うわあああああああっ……!!」

「あり……がとう……」

「うわあああああああっ……!!」

「私の事……、好きだって……言ってくれて……、愛して……くれて……ありがとう……」

 優人君は叫ぶのを止め、顔をゆっくりと上げる。

 そして、優人君は涙を流しながら、爽やかな笑みを浮かべる。
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