ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL

「野山うさ葉」

 私は神父の顔を見る。

「アナタハ、雨瀬柚人ヲ一生愛スルコトヲ誓イマスカ?」

 神父が柔らかい口調で尋ねてきた。

「はいっ……、誓いますっ……」

 神父が優しく笑う。

「では、誓いのキスを」

 見つめ合う私達。

 ふわっ。

 雨瀬先輩が、私のリボン付きのベールを上にあげる。

 そして、優しく涙を指で拭う。

 私の顔が熱くなる。

「うさ葉、笑って」

 私は優しく微笑む。

 すると、雨瀬先輩は顔を近づけ、私の唇を塞いだ。

 私は両目を閉じる。

 とろけるような甘いキスに、暖かな涙がまた零れる。


 先輩、私、今、とっても幸せだよ。

 私を愛してくれてありがとう。

 先輩、ずっと、ずっと一緒にいようね。

 愛してるよ、先輩。
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