ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL
しばらくして挙式が終わり、教会を出ると、扉の右側に係りの人、左側に聖書を持った神父が立っており、階段の両側にみっちゃん達が並んでいた。
「それでは新郎新婦、愛の鐘をどうぞ鳴らして下さい!」
係りの人が言うと、鐘の紐を私と雨瀬先輩は持つ。
手と手が重なり、ドクンドクンと心臓の動きが速くなる。
ちゃ、ちゃんと、鳴るかなぁ……?
私と雨瀬先輩の目と目が合う。
「行くよ」
「はっ、はいっ」
「せーのっ」
雨瀬先輩の掛け声で私は一緒に紐を引っ張る。
ゴーンゴーン♪
鐘は揺れ、音が鳴り響く。
わあっ……!!
鳴ったっ……!!