ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL
「――――《ふるふる》したことだし、今から3人で《ツモツモ》やらない?」
絵美ちゃんの提案に私は首を傾げる。
「《ツモツモ》?」
な、なんだろう……?
「《ネズミーツモツモ》か……」
犬垣君はボソッと言う。
「えっ、犬垣君、知ってるの?」
「うん。SINE《サイン》のパズルゲーム」
パッ、パズルゲームかぁ……。
メールは依存症だったから早く文字打てるけど、ゲームは苦手かも……。
「私……、初めてだから上手く出来ないかも……」
絵美ちゃんは、右手でスマホを持ち、左手で胸をぽんっと叩く。
「大丈夫よ、わたしが教えてあげるから。あなたは?」
「俺は……」
犬垣君はツモツモを起動させ、ランキング表を見せると、絵美ちゃんは両目を丸くする。