ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL
あっという間に時間は過ぎて行き、昼休み。
1階の3年B組の教室では、みっちゃんと絵美ちゃんのバトルが繰り広げられていた。
「ちょっと、離れてよ!!」
「犬垣さん、あ~~ん」
私の席に座っている絵美ちゃんはみっちゃんの言葉を無視し、大きなまろやかプルプルプリンをスプーンにのせ、犬垣君の口に運ぶ。
「ていやぁ!!」
犬垣君の前に立っているみっちゃんはスプーンを叩き落す。
机にぺちゃっとプリンが落ちる。
私はみっちゃんの隣に立ちながらごくりと息を呑む。
みっちゃん、すごい…………。
廊下側から3列目の一番前の席で犬垣君は固まりつつ、絵美ちゃんとみっちゃんを交互に見ている。
「何するのよ!?」
絵美ちゃんは声を荒げる。
「それはこっちの台詞よ!! 何があ~~んよ!!」