ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL

「わたし、これから犬垣さんと2人きりでお昼(プリン)食べるの。だから、野山さんとさっさと学食に行って」

 絵美ちゃんはつんけんした口調で言う。

 絵美ちゃんの言葉に物凄くカチーーーーンと来たみっちゃんは、尖った鋭い声で言い返す。

「はぁ!?!? 犬垣は、私の彼氏なの!! あんたがどっか行ってよ!!」

「何言ってるのか分からないわ。犬垣さんは今日からわたしの彼氏よ」


 あわわわっ……。

 ど、どうしよう……。


 みっちゃんはキッ! と犬垣君を睨み付ける。

 犬垣君の体がびくつく。

「犬垣っ! さっさとこんな女払い除けてよ!!」

「……」

 犬垣君は黙って何も答えない。

「~~もう、いいっ! うさ葉、行くよっ!!」

 みっちゃんは、ぐいっと私の腕を掴んで教室から出て行った。
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